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おんなの目(2025年9月10日号)
この夏に感じた“光”
2025/09/10
戦後80年。7月の参議院選挙を受けて戦中に生まれた国会議員は6人になったそうです。田中角栄元総理が「戦争を知っている世代が政治の中枢にいるうちは心配ない。平和について議論する必要もない。だが、戦争を知らない世代がこの国の中核になったときが危ない」と言いましたが、今まさにその通りになっています。7月の参議院選挙では「南京虐殺はなかった」「核武装が安上がり」などと発言する議員まで現れるありさま。歴史に学ばず、捏造する言動に恐怖を覚えます。防衛予算要求額は来年度、過去最大の8・8兆円。台湾や尖閣諸島を巡る情勢を背景に、政府は「抑止力を強化する」と南西諸島にミサイル部隊を中心に自衛隊を増強。弾薬庫を九州から北海道、近畿など13カ所に増設。日本各地で日米共同軍事訓練も行われ、政府は戦争への準備を着々と進めています。軍事力を高めれば平和な暮らしが保障されますか?
日本国憲法前文には「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し」とあります。私たちにも国が戦争に突き進まないようにする責任があります。眺めているだけでは何も変わりません。
そんな中、ちょっと元気をもらった出来事。
8月6日の広島平和記念式典での湯浅知事のスピーチ。「抑止とは、あくまで頭の中で構成された概念または心理、つまりフィクションであり、万有引力の法則のような普遍の物理的真理ではない」「自信過剰な指導者の出現、突出したエゴ、高揚した民衆の圧力。あるいは誤解や錯誤により抑止は破られてきました」「抑止力とは、武力の均衡のみを指すものではなく、ソフトパワーや外交を含む広い概念であるはずです」と。抑止力に頼る愚かさ、抑止力は絶対的なものではないと核兵器廃絶への強い決意を述べました。思わず拍手!
子ども代表の平和の誓いもよかった。「どんなに時が流れても、あの悲劇を風化させず、記録として被爆者の声を次の世代へ語り継いでいく使命が、私たちにはあります」「被爆者の方々の思いを語り継ぎ、一人一人の声を紡ぎながら、平和を創り上げていきます」と、堂々と宣言。その姿に希望を感じました。
ハローキティちゃんで有名なサンリオの創業者辻信太郎さんの言葉も心に響きました。17歳で空襲を体験。「みんなが小さな物でも贈り物をすることで仲良くすれば、争いは起きない」「世界中がみんな仲良く」と。戦争に憤りと悲しみを感じた人の言葉です。
高校生平和大使の「私が平和の大切さを伝える」と胸を張って発言する姿はキラキラ輝き、頼もしいです。
私も参加している「憲法を生かす須磨区の会」。「名谷憲法アクション」など様々な取り組みをしていますが、先日カンパのお願いをしました。物価高の折、無理なお願いかなと危惧していましたが、嬉しいことに連日カンパの振り込みが続いています。私たちのささやかな活動でも期待して応援してくださる人がいる。ここにも光を感じます。
あきらめずにがんばりましょう。
(佐野みさ子)
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日本国憲法前文には「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し」とあります。私たちにも国が戦争に突き進まないようにする責任があります。眺めているだけでは何も変わりません。
そんな中、ちょっと元気をもらった出来事。
8月6日の広島平和記念式典での湯浅知事のスピーチ。「抑止とは、あくまで頭の中で構成された概念または心理、つまりフィクションであり、万有引力の法則のような普遍の物理的真理ではない」「自信過剰な指導者の出現、突出したエゴ、高揚した民衆の圧力。あるいは誤解や錯誤により抑止は破られてきました」「抑止力とは、武力の均衡のみを指すものではなく、ソフトパワーや外交を含む広い概念であるはずです」と。抑止力に頼る愚かさ、抑止力は絶対的なものではないと核兵器廃絶への強い決意を述べました。思わず拍手!
子ども代表の平和の誓いもよかった。「どんなに時が流れても、あの悲劇を風化させず、記録として被爆者の声を次の世代へ語り継いでいく使命が、私たちにはあります」「被爆者の方々の思いを語り継ぎ、一人一人の声を紡ぎながら、平和を創り上げていきます」と、堂々と宣言。その姿に希望を感じました。
ハローキティちゃんで有名なサンリオの創業者辻信太郎さんの言葉も心に響きました。17歳で空襲を体験。「みんなが小さな物でも贈り物をすることで仲良くすれば、争いは起きない」「世界中がみんな仲良く」と。戦争に憤りと悲しみを感じた人の言葉です。
高校生平和大使の「私が平和の大切さを伝える」と胸を張って発言する姿はキラキラ輝き、頼もしいです。
私も参加している「憲法を生かす須磨区の会」。「名谷憲法アクション」など様々な取り組みをしていますが、先日カンパのお願いをしました。物価高の折、無理なお願いかなと危惧していましたが、嬉しいことに連日カンパの振り込みが続いています。私たちのささやかな活動でも期待して応援してくださる人がいる。ここにも光を感じます。
あきらめずにがんばりましょう。