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福島原発事故から14年
脱原発ひょうごネットが集会
2025/03/09
昨年7月に結成された脱原発ひょうごネットが呼びかけた集会には120人が参加してデモ行進も行った=3月9日、神戸市中央区
福島原発事故から14年を迎える中、政府は2月の閣議で国のエネルギー政策の指針である第7次エネルギー基本計画を決定し、再生可能エネルギーとともに原発を最大限活用するとして原発回帰へと政策を大転換した。こうした中、脱原発ひょうごネットワークの主催で、「原発事故はいのち・生活・生業を奪う〜苦難の中を生き抜く被災者とともに〜」を掲げた集いが3月9日、神戸市内で開かれた。同ネットワークは、脱原発運動に取り組む県内の9つの市民団体で構成され、昨年7月に結成された。
集いには約120人が参加。まず、元裁判官の樋口英明さんが「地震と原発―私が原発をとめた理由―」のテーマで講演。樋口さんは、福井地裁の裁判長として、2014年5月に大飯原発3、4号機の運転差し止め判決、2015年4月には高浜原発3、4号機の運転差し止めの仮処分決定を出した人だ。樋口さんは、「一般の人々は原発問題を難しいという思いこみや先入観を持っているが、一度事故が起きたら、原発は人が管理し続けなければ、被害は想像を絶するほど大きくなることが原発の本質だ」と指摘。「福島原発事故では一度の事故によって巨大企業の100年分の利益が飛んだ。世界一の地震大国にもかかわらず原発の耐震性もなく、テロへの危機感もない」と、日本では原発は絶対に許されないと述べた。
続いて福島原発事故避難者の菅野みずえさんが「今はわたしのこと やがてはあなたのこと」のテーマで、避難にあたっての苦労を話し、国の政策を非難した。
集い終了後、参加者は元町までデモ行進を行い、市民に脱原発をアピールした。
(中村)
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福島原発事故から14年を迎える中、政府は2月の閣議で国のエネルギー政策の指針である第7次エネルギー基本計画を決定し、再生可能エネルギーとともに原発を最大限活用するとして原発回帰へと政策を大転換した。こうした中、脱原発ひょうごネットワークの主催で、「原発事故はいのち・生活・生業を奪う〜苦難の中を生き抜く被災者とともに〜」を掲げた集いが3月9日、神戸市内で開かれた。同ネットワークは、脱原発運動に取り組む県内の9つの市民団体で構成され、昨年7月に結成された。
集いには約120人が参加。まず、元裁判官の樋口英明さんが「地震と原発―私が原発をとめた理由―」のテーマで講演。樋口さんは、福井地裁の裁判長として、2014年5月に大飯原発3、4号機の運転差し止め判決、2015年4月には高浜原発3、4号機の運転差し止めの仮処分決定を出した人だ。樋口さんは、「一般の人々は原発問題を難しいという思いこみや先入観を持っているが、一度事故が起きたら、原発は人が管理し続けなければ、被害は想像を絶するほど大きくなることが原発の本質だ」と指摘。「福島原発事故では一度の事故によって巨大企業の100年分の利益が飛んだ。世界一の地震大国にもかかわらず原発の耐震性もなく、テロへの危機感もない」と、日本では原発は絶対に許されないと述べた。
続いて福島原発事故避難者の菅野みずえさんが「今はわたしのこと やがてはあなたのこと」のテーマで、避難にあたっての苦労を話し、国の政策を非難した。
集い終了後、参加者は元町までデモ行進を行い、市民に脱原発をアピールした。