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地域ユニオンあちこちあれこれ449
ユニオン運動の未来は若者がつくる
2025/03/26
地域ユニオンの活動の中で課題とされているものとして、「組合員が争議解決後、定着しない」ということが指摘されることが多い。確かにその通りではあるが、例外とも言える事例を紹介してみたい。
一昨年6月、就労先の教育施設を3月末で雇止めになったとの相談を30代の労働者Kさんから受けた。姫路ユニオンは直ちに就労先に対して申し入れを行い、団体交渉を3回行った。交渉では経営側が主張する解雇理由に対して私たちは逐一反論を行ったが、「見解の相違である」とする相手方の姿勢を変えさせることはできずに、交渉決裂のまま争議を収束させることとなった。
Kさんは、争議が区切りとなった後もユニオンの活動に積極的に参加し続けて現在に至っており、先日は「兵庫たたかう仲間の集会」で司会を務めた。運営会議の中では、ひょうごユニオンからの提起を受け「今後のユニオン活動のために今なにをなすべきなのか」といったテーマで議論した際、いつも彼は「財政的に無理をしてでも専従者を配置し、その人を中心に組織拡大にチャレンジすべき」「青年・女性組合員の交流会を行うことで、組織拡大の展望を見出すことができないか」との建設的な意見を述べてくれる。
ひょうごユニオンでは、青年・女性の交流会について各ユニオンで人選を行い、実現に向けた準備を行っている。若い組合員の発想でトラブルを独りで抱えこみ困っている未組織労働者を一人でも多く仲間として迎え入れることができるよう、宣伝の仕方について意見を募っていきたい。
交流会開催の次の段階として、経験を交流し合った上で、今後は労働相談に関われるようスキルを向上させることを目指したい、と思う。ベテラン組合員は青年・女性が活き活きと交流できるよう裏方として運営に協力する、……そんなことを考えながら運動の強化を展望していきたい。
細川雅弘(姫路ユニオン委員長)
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一昨年6月、就労先の教育施設を3月末で雇止めになったとの相談を30代の労働者Kさんから受けた。姫路ユニオンは直ちに就労先に対して申し入れを行い、団体交渉を3回行った。交渉では経営側が主張する解雇理由に対して私たちは逐一反論を行ったが、「見解の相違である」とする相手方の姿勢を変えさせることはできずに、交渉決裂のまま争議を収束させることとなった。
Kさんは、争議が区切りとなった後もユニオンの活動に積極的に参加し続けて現在に至っており、先日は「兵庫たたかう仲間の集会」で司会を務めた。運営会議の中では、ひょうごユニオンからの提起を受け「今後のユニオン活動のために今なにをなすべきなのか」といったテーマで議論した際、いつも彼は「財政的に無理をしてでも専従者を配置し、その人を中心に組織拡大にチャレンジすべき」「青年・女性組合員の交流会を行うことで、組織拡大の展望を見出すことができないか」との建設的な意見を述べてくれる。
ひょうごユニオンでは、青年・女性の交流会について各ユニオンで人選を行い、実現に向けた準備を行っている。若い組合員の発想でトラブルを独りで抱えこみ困っている未組織労働者を一人でも多く仲間として迎え入れることができるよう、宣伝の仕方について意見を募っていきたい。
交流会開催の次の段階として、経験を交流し合った上で、今後は労働相談に関われるようスキルを向上させることを目指したい、と思う。ベテラン組合員は青年・女性が活き活きと交流できるよう裏方として運営に協力する、……そんなことを考えながら運動の強化を展望していきたい。