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2022平和の集い
東京・杉並区長選 「岸本聡子はなぜ勝った」
選対本部長内田聖子さんが講演
2022/12/28
選対本部長を務めた内田聖子さんが杉並区長選挙の経験や教訓を語った=12月4日、神戸市中央区
I(アイ)女性会議兵庫県本部は太平洋戦争開戦日の12月8日に近い4日、今年も「平和のつどい」を神戸市内で開催。会場に78人、オンラインで48人が参加した。
今年6月、東京・杉並区に市民の力で新区長・岸本聡子さんを誕生させた選対本部長の内田聖子(しょうこ)さん(NPO法人アジア太平洋資料センター共同代表)を講師に招き、区長選挙のお話を聞いた。
以下は、内田さんのお話から。
この20年、新自由主義・歴史修正主義の右傾化した国の姿勢は、地方自治体にも及んでおり、野党3党の推薦と市民の後押しで当選した先代区長も次第に自民・公明の路線に傾斜。「この首長ではだめだ」と考え、立ち上がった住民の声が選挙で実を結んだのが杉並区だった。長く住む人が多く、自治意識が高いことや、身近な問題に敏感で住民運動団体が多いことが背景にあるようだ。
今年1月30日に「住民思いの区長をつくる会」を立ち上げたが候補者を引き受ける人が見つからない。昨年まで欧州で水道の再民営化の活動をしていた岸本聡子さんが候補者に決まったのは4月24日、投票日まで2カ月の選挙戦だった。ラインで繫がった約70人を中心にネットワークには300人あまりが集まった。市民手作りの選挙運動で、ポスターだけを持ち駅前に立つ「一人街宣」など、「優しい熱狂、楽しい運動、やかましくないムーブメント」を合言葉に、今までにない選挙運動だったが、結果、187票の僅差で現職を破り当選。
誕生させた区民の後押しがこれからも必要だ。近隣の自治体でも市民派の首長が生まれていて、今後連帯していくようだ。
参加者からは、維新候補に勝った尼崎市長選や神戸市の王子公園の再整備をめぐる住民運動など関西での市民運動の報告があり、来年の統一地方選挙に向けて有意義なつどいとなった。(半澤)
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I(アイ)女性会議兵庫県本部は太平洋戦争開戦日の12月8日に近い4日、今年も「平和のつどい」を神戸市内で開催。会場に78人、オンラインで48人が参加した。
今年6月、東京・杉並区に市民の力で新区長・岸本聡子さんを誕生させた選対本部長の内田聖子(しょうこ)さん(NPO法人アジア太平洋資料センター共同代表)を講師に招き、区長選挙のお話を聞いた。
以下は、内田さんのお話から。
この20年、新自由主義・歴史修正主義の右傾化した国の姿勢は、地方自治体にも及んでおり、野党3党の推薦と市民の後押しで当選した先代区長も次第に自民・公明の路線に傾斜。「この首長ではだめだ」と考え、立ち上がった住民の声が選挙で実を結んだのが杉並区だった。長く住む人が多く、自治意識が高いことや、身近な問題に敏感で住民運動団体が多いことが背景にあるようだ。
今年1月30日に「住民思いの区長をつくる会」を立ち上げたが候補者を引き受ける人が見つからない。昨年まで欧州で水道の再民営化の活動をしていた岸本聡子さんが候補者に決まったのは4月24日、投票日まで2カ月の選挙戦だった。ラインで繫がった約70人を中心にネットワークには300人あまりが集まった。市民手作りの選挙運動で、ポスターだけを持ち駅前に立つ「一人街宣」など、「優しい熱狂、楽しい運動、やかましくないムーブメント」を合言葉に、今までにない選挙運動だったが、結果、187票の僅差で現職を破り当選。
誕生させた区民の後押しがこれからも必要だ。近隣の自治体でも市民派の首長が生まれていて、今後連帯していくようだ。
参加者からは、維新候補に勝った尼崎市長選や神戸市の王子公園の再整備をめぐる住民運動など関西での市民運動の報告があり、来年の統一地方選挙に向けて有意義なつどいとなった。(半澤)