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水平社創立100年から学ぶ
朝治武さんが講演
第29回部落解放北播研究集会 11.20/西脇
2022/12/15
朝治武さんが「水平社創立100年から学び、伝えること」と題して講演した=11月20日、西脇市
第29回部落解放北播研究集会が11月20日、西脇市立隣保館上野会館で3年ぶりに開催された。部落解放多可・西脇共闘、加東地区共闘、加西市民共闘で組織される実行委員会の主催で、部落解放同盟、労働組合、新社会党などから約60人が参加した。
戸田恵久実行委員長、来賓の部落解放同盟兵庫県連合会・坂本三郎委員長の挨拶では、不当逮捕からまもなく60年になる狭山事件の第3次再審闘争が事実取り調べの実現に向けて山場を迎えていることが報告された。
集会では、朝治(あさじ)武さん(大阪人権博物館「リバティおおさか」館長)が「全国水平社創立100年から学び、伝えること」と題して講演した。朝治さんは高校入学まで部落出身だということを知らず、高校2年の夏に福岡で開催された集会に参加して部落解放運動に目覚めたという。
朝治さんは、全国水平社創立大会で実際に配布された水平社宣言や綱領、決議などの資料を基に、水平社創立の思いを丁寧に解説。「人の世に熱あれ、人間に光あれ」で結ばれる水平社宣言はあまりにも有名だが、文字を追ってじっくりと吟味していくことで、水平社創立大会に向けた当時の参加者の熱い思いが伝わってくるようであった。そこには、生活改善運動や差別糾弾など、人間を尊重する集団運動の重要さが記載されているという。また、自尊感情や自己肯定感など、最近になってよく取り上げられる言葉の精神が、100年前の宣言にすでに明記されていることも再確認できた。
最近ではあからさまな部落差別は減少している反面、ネットの世界では形を変えて差別が拡散されているとの指摘もあった。
参加者からは「改めて宣言文に込められた思いが分かった」「水平社宣言は解放運動の原点だと再確認した」といった声が聞かれた。(森脇)
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第29回部落解放北播研究集会が11月20日、西脇市立隣保館上野会館で3年ぶりに開催された。部落解放多可・西脇共闘、加東地区共闘、加西市民共闘で組織される実行委員会の主催で、部落解放同盟、労働組合、新社会党などから約60人が参加した。
戸田恵久実行委員長、来賓の部落解放同盟兵庫県連合会・坂本三郎委員長の挨拶では、不当逮捕からまもなく60年になる狭山事件の第3次再審闘争が事実取り調べの実現に向けて山場を迎えていることが報告された。
集会では、朝治(あさじ)武さん(大阪人権博物館「リバティおおさか」館長)が「全国水平社創立100年から学び、伝えること」と題して講演した。朝治さんは高校入学まで部落出身だということを知らず、高校2年の夏に福岡で開催された集会に参加して部落解放運動に目覚めたという。
朝治さんは、全国水平社創立大会で実際に配布された水平社宣言や綱領、決議などの資料を基に、水平社創立の思いを丁寧に解説。「人の世に熱あれ、人間に光あれ」で結ばれる水平社宣言はあまりにも有名だが、文字を追ってじっくりと吟味していくことで、水平社創立大会に向けた当時の参加者の熱い思いが伝わってくるようであった。そこには、生活改善運動や差別糾弾など、人間を尊重する集団運動の重要さが記載されているという。また、自尊感情や自己肯定感など、最近になってよく取り上げられる言葉の精神が、100年前の宣言にすでに明記されていることも再確認できた。
最近ではあからさまな部落差別は減少している反面、ネットの世界では形を変えて差別が拡散されているとの指摘もあった。
参加者からは「改めて宣言文に込められた思いが分かった」「水平社宣言は解放運動の原点だと再確認した」といった声が聞かれた。(森脇)